ここでは、本やマンガ、ゲームなどの世界での夢を紹介します。
といっても、実際には「結構予備知識が必要な夢」の倉庫だったりします。
知らなくても面白い夢も結構ありますけどね。

収録夢数:20



「オリエンテーションは戦いだ」
見たとき:2004/12/08
背景知識:「洞窟物語」(ゲーム/ACT)のものが色々登場。
夢内設定:ミザリーが私と足して2で割ったキャラになってる(=本物ほどかっこよくない)。

 ある文化祭でイベントが行われた。広場では、説明の前の前座が「血のりと小麦粉で作るカンタン内臓もどきの作り方」をやっていた。友人が楽しげに血のりをこねくりまわしていて趣味を疑った。
 それが終わるといよいよオリエンテーションの説明だ。私のチームは勘と体力だけがとりえのバルログ、ハイテク武器と頭のキレがとりえのカズマ、そして魔力と冷静な頭脳がとりえのミザリー(=私)だった。司会者から問題が出されてすぐ何かをひらめいたバルログだったが、上手く言葉にできない。
「36番だよ、分かるでしょミザリー」「あの女以外にも悪い女はいたんだ」
それを私はなんとか翻訳する。
「女・・・ジェンカ・・・まさか!?でも36・・・36・・・くっ、のどまで出掛かってるのに」
しばらく悩んだがようやく分かった。「にじのかなた」にいるガウディがカギだ。走り出す私達に、みんな驚いた。私達はトップだったのだ。

「ガウディ、ガウディ・・・駄目だこれじゃ出ない」
 私はパソコンを放り出した。
「先に情報を仕入れようなんて甘かった。すぐ『にじのかなた』(実在しないステージ)へ行くべきだったな」
これでは誰かに先を越されているかもしれない。と、カズマが緊迫した表情で言った。
「誰か来る」
それは別のグループだった。バブリン(洞窟物語の武器)でドアを壊して入ってくる。カズマはマシンガン(おなじく武器)をつきつけて彼らをおどし、その隙に私達は逃げおおせた。
 その後もぎりぎりでトップを保っていた私達だったが、戦闘力の高いチームに追いつかれた。カズマは逃走してしまい、私は舌打ちした。バルログは頼りにならない。どうすればいい・・・?
 だが心のどこかで私は知っていた。いや、期待していたのか。カズマが逃げたのは作戦のうちだ。だがそれはただの希望的観測に終わる可能性も高かった。カズマはヤバいと思えばすぐ逃げる奴だ。

感想:とにかく面白い夢でした。続きがまだありそうだったけど起こされました。



「ひぐらしRPG」
見たとき:2004/11/16
背景知識:「ひぐらしのなく頃に」(ゲーム/ノベル)と「フリーソフトで面白いゲーム まとめページ」(サイト)が主に登場。あと「バールの〜」は「なつみSTEP!」(フラッシュ)。
夢内設定:「ひぐらしのなく頃に」は実はRPGだった。村人たちとうまく交際しつつ情報やアイテムを集め、綿流しの夜から始まる「ひぐらしモード」での村人たちとの戦闘に備えよ!

 武器である「バールのようなもの」をいくつか手に入れた矢先、村長の息子が白いバールのようなものを持ってきた。キャップがしてありなかなか外れないが、よく見るとキャップに仕掛けがある。それを作動させてやるとあっさり外れた。

   「バールのようなもの#9」を手に入れた!

 これはゲームまとめページによるとかなりの重要アイテムで、人型の敵によく効く武器だという。後半に村人たちとの戦闘を乗り切るにはうってつけだ。なかなかキャップを外すのが難しいらしい。さらに同サイトを私はぼんやり眺めていた。

147祟殺し編(ひぐらしの中の1編)には「9」(注:バールのようなもの#9のこと)が出てこないけど余裕じゃん?
>>147あれは過去の作品での9使用時を想定したバランスらしいからな。難しすぎるって苦情も相当あったらしいし。
2209持ってても歯が全く立たんのだが・・・。
>>220ちゃんと防具は揃えてるか?ある程度揃えとかないとマゾいぞ。

感想:リアルなんだかリアルじゃないんだか。もし本当にあるんならプレイしてみたい。



「恐怖の合宿」
見たとき:2004/06/上旬
背景知識:テニプリ(マンガ)の中の話。
夢内設定:読んで分かる程度

 合宿には新幹線で行くことになったが、どこへ行くのかはコーチしか知らなかった。しかも現地集合らしい。新幹線が出る駅と時刻だけが伝えられた。もちろんどのホームかは分からない。
何本も連なるホームたちのうち、ほぼ真ん中に位置しているホームでリョーマは周りを見回していた。ふと1つ右のホームに新幹線が滑り込んできた。その途端、電光掲示板の表示が変わった―「青学合宿急げ!」という文字の点滅に。
リョーマは急いで階段を降り、右のホームへと駆け上がった。そして新幹線へ乗り込んだ。車内はがら空きで、全メンバーの3分の1程度しか乗れなかったことが分かった。
「どうなるんだろうな、これから」
先輩がつぶやいた。
「一筋縄でいかないのは確かだけどな」

 厳しい特訓に、ある2人の部員はもうお手上げだった。この2人は飛びぬけてテニスが上手いわけではなく、彼らにとってはもう限界だった。そこで2人は合宿から逃げ出すことにした。
宿を走って逃げ出すと、後ろから声が聞こえた。見つかってしまったのだ。捕まればどんな処罰が待っていることだろう。2人は死ぬ気で逃げた。
 ようやく自宅へ帰ってきたが、何故かどちらの自宅も何者かによってとことん荒らされていた。そして家族は誰もいなかった。2人は悟った―合宿から逃げた者は、家族さえも奪われるのだ。
 そして2人は捕まってしまった。コーチはにやりと笑いながら猛毒を持つ蛇を2人に見せた。2人を噛ませるつもりなのだ。死ぬ気で特訓をやり遂げるのなら血清を打ってやらないでもない、とコーチは笑った。

感想:なんつう恐ろしい・・・。



「我こそはキラ」
見たとき:2004/06/上旬
背景知識:デスノート(マンガ)のキャラが出てきます。俺屍(ゲーム/RPG)、キンハー(ゲーム/ACTRPG)もちらりと。
夢内設定:キラだと分かっても逮捕されるどころか英雄扱いの模様。

 3人は競っていた。他より早く扉を見つけ、鍵を消費して別の「世界」へ行かなくてはならない。1人が私がそちらを見ていないのを確認して仕掛けを操作した。それを実は見ていた私は、仕掛けによって開いた壁の向こうへ駆け出した。
私は相手に問い掛ける。
「あれは何?」
「別の『世界』への扉であることを願ってるわ」
相手は走りながら答えた。私はそこにあった階段を上り、相手は一か八かに賭けて左へ曲がった。
 階段の先は屋根裏部屋だった。とても広く、床にはとても大きなやわらかそうな文字盤があった。針が気だるげに回っている。ここはもしかして―。
ボードを見ると、「17」の字と共にある今いる「世界」をデフォルメしたような絵(キングダムハーツの「ワールド」の2D版)の脇に赤い丸が光っていた。現在地表示だろう。
ちょうどダンボール箱を持って歩いていた管理人に私は尋ねた。
「ここは、この『世界』は17号室ですよね?」
「そうだよ」
やはり、これは「世界」の全てを覆う時計―「世界の時計」。ボードに並んだ絵たちは「世界」たちなのだ。そこへ、3人のうち先ほどとは違う者が階段を登ってきた。文字盤をめくり、下を覗いている。めくる場所によって違う世界が覗けるのだ。この部屋は「世界」たちの上に存在している、いわば世界の屋根裏部屋なのだから。
「あんまり覗くなよ、もし下の人が上を見上げたら丸見えなんだから」
管理人が苦笑した。
 この後石猿田衛門が水母ノくららに言い寄っているのを見てから帰ることにした。
 部屋に帰ると月(ライト)がいた。我こそがキラだと名乗る3人のうち、この合宿で勝ち残った者が本物だということになったのだ。合宿にはそれぞれの相方も一緒に来ている。キラの相方たる者それなりの実力がなければならないらしく、月の相方である私は先ほど相方同士の競争をしていたというわけだ。
他の2組はLと朗らかな女、乱暴そうな男と気弱そうなその弟。Lはこの合宿が終わる前に本物のキラを見破るつもりで参加しているようだった。
 私は先ほどの「試験」について月に話した後、休むことにした。
「こんなの茶番だと思わない?・・・あなたがキラ、それは変わらないんだから」
私は月に話し掛けた。
「信じていいのね?」
返事はなかった。
 しばらく休んでいると外から言い争う声がした。廊下に出てみると、男が弟を殴り、それをLの相方が止めているようだった。結局弟は一晩L組の部屋で寝ることになった。聞き耳を立てたところ、二人は弟に棄権を勧めていた。相方が棄権しても本人は棄権にならないのだし、こんなところに二人でいればまたいつ殴られるとも分からない。だが弟はそれを断った。
 そのうち就寝時間が来た。私と月は横になりつつ作戦会議をした。と、外で声がした。なにやらタイミングをはかっているようだ。私は瞬時にぴんと来た――夜の奇襲はこの手の合宿では基本である。私達はベッドを出て、扉の左右に陣取った。
 せーの、という掛け声と共に4人が部屋になだれこんできた。私は腕を組んでそれを冷ややかに見た。「あ、バレてたか」と女が照れ隠しのように笑った。

感想:途中妙なことになっているのでカット。なにやら面白かったです。


「人間以外」
見たとき:2004/04/下旬
背景知識:ちょびっツ(マンガ)のキャラと設定が。ちょびっツは人型のパソコンの話です。
夢内設定:私は看護婦のかおるさん(マンガ中にはいない)。縦ロール。で、アンドロイド。パソコンに非ず。

 もう手の施しようのないその動物を医師は殺そうとしていた。手遅れな動物は殺す。当然のことだが、かおるには耐えられなかった。
「どうして殺すんです?まだ生きているんです!人間は手遅れでもそのまま冷凍保存するのに、なぜ人間以外は・・・っ」
冷凍に費用がかかることぐらい分かっていた。それでも叫びたかった。
「それじゃあ私だったら・・・私だったら、殺されるんですか?」
なぜなら彼女は外見こそ人間と変わりないものの、機械だったのだから。

 それをスコープで見ていたジーマはため息をついた。ひざを枕にしていて寝ているディタを見ながら呟く。
「3年後か・・・俺たちには3年後なんてないかもしれないのに」

感想:3年ってどこから来たんだろう。



「炎結界」
見たとき:2004/04/17
背景知識:東方(ゲーム/STG)、マンキン(マンガ)のキャラが少し。
夢内設定:読んで分かる程度

 西部劇に出て来そうな街の大通りを私たちは駆けていた。向こうから敵が来るのを見て、霊夢が戦線離脱する。残された私たちは必死に戦い、そして敵と共に凍りつくことを選んだ。
戦線離脱していた霊夢が別の方向から炎の結界を発動し、私たちの氷だけを融かす手はずなのだがタイミングが少し遅かった。凍り付いていく体が痛い。そこへ一足遅れてようやく炎の結界が到着した。
「ホロホロ、大丈夫だった?」
大丈夫なわけないだろう、と思いつつ次の敵の一団を私は見据えた。

感想:体が凍りつくというのはおそらく最近読んだ小説の影響。
炎の結界がめちゃくちゃかっこよくて感動しました。



「TWな本格アスレチック」
見たとき:2004/03/中旬
背景知識:登場人物はみんなTW(ゲーム/MMO)キャラ。
夢内設定:私はイスピン。

 登りきると、下へと道は続いていた。その急な坂は途中で2つに別れている。私は右へと滑り降りた。そこには巨大なスポンジの板がドミノ状に並んでおり、その上を駆け抜けていく。が、途中で私は転倒した。転倒すれば即失格。私は対岸が支えているので傾いたまま動かないスポンジに顔をうずめた。ああ、やっぱりイスピンじゃ駄目だとでも言うんだろうか。
 次の挑戦者はナヤトレイだった。彼女は華麗に色々な障害をパスし、なんなくクリアーした。ゴール地点でティチェルがぴょんぴょん跳ねて喜んでいる。それをぼんやりと眺めながら、私はまた思っていた。ナヤトレイとかティチじゃなきゃ駄目だとでも言うんだろうか。

感想:ずーっと前見たジャニーズ運動会にそっくりなのでその影響ですね。
イスピンは基本性能・スキルがナヤトレイやティチに負けているという話を小耳に挟んだときの夢だからこんな結末。愛があるからいいの(負け惜しみ気味)。



「魔法図書館の祥子さま」
見たとき:2004/03/中旬
背景知識:キンハー(ゲーム/ACTRPG)、マリみて(ラノベ)、TW(ゲーム/MMO)などの要素が。注釈入れます。
夢内設定:読んで分かってください。

 その魔法図書館に足を踏み入れた途端、レッドノクターンにイエローオペラ、グリーンレクイエム(全てキンハーの敵)が現れた。高い本棚から落ちればたちまちアウト、この狭い足場で戦うしかない。だが幸い狭い足場での戦いには慣れている。適当にあしらいながら次の本棚に飛び移り、また現れた敵を片付ける。左の壁に目をやれば、何か紙が貼ってあった。かろうじて文字の一部が読める。そこに書かれていたのは暗号だった。だが、重要と思われる部分がここからでは見えない。本棚はコの字状に配置されていて、本棚から本棚へ飛び移っていけば最終的にそこへたどりつけるという寸法だ。
 あと本棚4つほどで紙の貼ってある場所に一番近い本棚に飛び移れるというときに現れたのは大量のハゼ(TWの敵)だった。しかもなぜか全て向こうから襲い掛かってくる。これを全部相手にしていたら死ぬだけだと判断した私は、後から飛び移ってきた祥子さま(マリみてキャラ。気がつくと自分も同作品の祐巳になっていた)に呼びかけた。
「お姉さま、ハゼを全部なぎ払うんです!さすがに本棚の上までは上がってこられませんからっ」
二人でがんばってハゼをなぎ払った。そこから先の敵はみんなハゼだったので本棚から落としながら進んでいき、とうとう目的の本棚についた。が、紙を調べることができない。焦点が合わないのだ。こういう時は手動でロックオン(キンハーのシステム)すればよい・・・が、押すべきLキーはなかった。そう、コントローラーは戦う時に落としてしまったのだ。PS2本体は最初の本棚にあった。がんばって腕を伸ばし、ぷらぷらと揺れるコントローラーを掴む。そしてようやくロックオンした。が、最初遠くから読んだ時は単純だった暗号ははるかに複雑になっていた。しかも、読み進めれば読み進めるほど長くなっていく。最後の行が見えているのに、そこまで読み進めると新たな行が出現する。気が狂いそうになる。どんどん長く長く長く長く、
 覚醒。

感想:最後が悪夢みたいになってるよー。



「BSのスランプ」
見たとき:2004/02/25?
背景知識:RagnarokOnline(ゲーム/MMO)の世界観の話。注釈入れますね。
夢内設定:読んで分かる程度

 そのBS(ブラックスミス、鍛冶屋)はスランプだった。武器を思うように作れない。そんな彼のところに一人の女アコ(アコライト、聖職者)が武器の材料をもってやってきた。この材料で風属性のメイスを作って欲しいというのだ。用意してきた材料は3本分、2回までは失敗しても気にしないと彼女は微笑んだ。
BSはとりあえずやってみた。が、1本目が失敗すると少しの合金と残りの材料を全て返した。自分には自信がない、ダメにした分の材料はこの合金を売ってその金で買い、別のBSに頼む方が得策だと告げて。彼女は寂しげに微笑んだ。彼はその顔を忘れることができなかった。そして自宅で熱心に属性を武器に付加することについて研究した。そうすれば属性武器を作れるかもしれない。そうしたら、また彼女のような顔を見なくてすむ。そう思って寝食も忘れ研究に励んだ。
 隣の家にはセージ(魔術学者みたいなもの)が住んでいた。緑の髪ののほほんとしたセージで、野菜を栽培していた。BSがあまりに熱心に研究を続けたため、属性石の力がその野菜畑まで漏れてしまった。すると野菜は不思議なものになった。クリスマスツリーのような茎のトマト、らせん状に実のなるナス・・・。
BSの家のドアが叩かれた。やってきたのはあのアコとセージ。ぜひあなたに作って欲しい、もう一度お願いしたいと彼女は言った。セージは自分の畑の異変を告げ、魔法の研究のいい材料になるとにっこり笑った。さらに、あそこまで属性石の力を引き出せるのならきっとすごい属性武器が作れるはずだ、自信を持っていいと励ました。アコが駄目押しとばかり横から言う。あれから私も属性武器について学びました、手伝えることがあればなんでもしますと。
 そこまでいうなら、とBSとアコは属性石についての検定を受けた。結果、BSは一級、アコは二級。やっぱりあなたには敵わなかったとアコは微笑み、もう一度メイスの作成を頼んだ。BSが引き受けたのは言うまでもない。

感想:何はともあれほのぼの話。



「博麗結界の緑キノコ」
見たとき:2004/2/28
背景知識:東方妖々夢(ゲーム/STG)の要素が色々。
夢内設定:自機に妖夢、アリス、橙が追加されている。

 橙が結界を破った。霊夢には結界を守るものとしての義務があるため、しぶしぶ寝床から出て彼女を追った。木で出来た古い廊下を走り、結界の穴から向こうへ入り込む。その先には、下の夢に出てくるキノコのステージが広がっていた。
突如開始される競争。自機6人のうち、誰が一番速く緑キノコへとたどり着けるだろうか?
 ステージの隅にある高さが2m以上ある二段ベッドに橙とアリスは登っていた。アリスは地図を見ている。この二段ベッドの二階の左には地雷があるらしい。そして、唐突に自分は今ちょうどその二階の左に足を踏み入れていたことに気づいた。が、爆発は起こらない。反対から登ってきていた橙がかわりに吹っ飛ばされた。
「そうか!この地図、こっちが正位置と見せかけて実は逆が正位置なのね!」
意気揚々とベッドの上で次の目的地を品定めしているアリスの前に妖夢が飛び降り、刀を構えた―。

感想:そんなに妖夢を自機として使いたいんだろうか私は?



「緑キノコはミッション・インポッシブル」
見たとき:2000/??/??
背景知識:マリオ64(ゲーム/ACT)の中の話です。
夢内設定:マリオ64には実はこんなステージもあった。

 水の洞窟があった。上下にもまがりくねった洞窟だったので、時々地面が水から出ている。
そこで休憩していると、次からの水中はなにやら危険らしい。そこに泳いでいるイルカの背に乗れということだ。だが、イルカはかなり乗りにくく一度乗ってもすぐ滑り落ちそうだ。

 こんなステージもあった。巨大なキノコがにょきにょきと立っている。たかいたかいマウンテンに生えているやけに茎の細いキノコの同類だ。ただし、今回は地面から生えており、当然かさの位置が自分よりはるかに高い。その群れの一番端にあるキノコの上に、1UPキノコがもっと豪華かつボリュームたっぷりになったような緑のキノコが、まるでスターのごとく鎮座している。そう、これを取るのが目的だ。
だが道のりは遠い。そもそもかさの上に上がれない。上がってもすぐ滑って落ちる。しかも緑キノコのあるキノコは結構他のキノコから離れている。
ステージは岩をくりぬいた空間に存在しており、大砲が岩壁には設置されている。だからそっちからもアタックしたのだが全然だ。羽帽子もない。
だが、ようやく緑キノコの目の前に立つことができた。達成感に満ち溢れて一歩踏み出せば―
私のマリオは、高いキノコから滑り落ちていたのだった。

感想:テレサの屋敷の屋上とかもスター目前でよく滑り落ちちゃいません?とにかく、かなり夢の中で苦労しました。



「不死身の救世主」
見たとき:2004/02/03
背景知識:FFT(ゲーム/SLG)の中の話、ラムザはその主人公。マスタースパークは東方のボム。
夢内設定:読んで分かる程度

 ラムザは薄暗い路地に来ていた。そこに盗賊の一団が現れ、バトル開始。
直線状に多大なダメージを与える必殺技「マスタースパーク」の多用で切り抜けていく。
だが幹部3人以外を殺すと、不穏な会話イベントが。なんと3人は互いにうっとうしいと思っており、この機会にラムザに罪を擦りつけて互いを殺そうとしていた。
 女幹部(FFTのミルウーダ似)を残して殺したところ、彼女は発狂(STG表現的にも普通の表現的にも)。叫びながら自分以外の全てを殺した。僅かに残っていた自分の親衛隊たちさえも。
荒い息を吐きながら達成感に満ち溢れていた彼女だが、不意に殺気を感じて振り返る。そこにいたのは、先ほど殺したはずのラムザとその忠実な愛犬、3mもあるセントバーナードだった。
彼らは血まみれで、セントバーナードに至っては首筋に大量の血が飛んでいた。それはそうだ、彼女はその犬の首を切り裂いたのだから。だが、その傷跡はきれいさっぱりなかった。
彼らの傷は全て回復していたのだ。
 この世界において、主人公は何度死んでも生き返る、歴史を変える存在。つまり救世主だったのだ。だから傷はすぐに治ってしまう。悲しげに目を伏せていたラムザは目を上げた。
「・・・さようなら」

感想:血まみれラムザとセントバーナードは、いつか技術が追いついたら絵にしたいくらい壮絶かつきれいでした。



「花帰葬副読本」
見たとき:2004/02/01
背景知識:花帰葬(ゲーム/ADV)関係に彩られてます。
夢内設定:花帰葬キャラと現実に存在する人間が混じっちゃってるっぽい。

 学校で私は紺の浴衣姿の先輩と後輩たちを見つけた。私も6人の話の輪に入った。一人の先輩が一人の後輩に浴衣の下に着ている花白の服を見せてくれるよう頼んだ。
「下の服の袖見せて、花白くん」
花白くん、という呼称が妙に面白くかつ違和感を伴って聞こえたので、私は訂正した。
「違うよ、『玄冬くん』なんて気持ち悪いでしょ?・・・って、なんで自分のこと呼んでるんだ?」(この時点で私は私であり玄冬であるという微妙な状態になっている)
私は咳払いし、ちゃんと訂正した。
「下の服の袖見せて、花白っ」(ぶりっこな作り声で)
後輩だか花白だかは下の服の袖を見せてくれた。

 そして、花帰葬の副読本が届いた。
全然知らないEDがあった。初代の救世主と玄冬の話で、アッシュとロベルトという名前になってしまっていた。
白梟が強引に玄冬を殺そうとして、それを守ろうとした花白の肘鉄をもろにみぞおちに喰らってしまい血を吐いていた。で、その怒りで花白まで殺そうとし始めた。
窓から逃げた玄冬は(それまでは大人玄冬だったのにちび玄冬になっていた)銀朱に出会い、何も知らない銀朱はこの見知らぬ迷子を保護してやることにした。
 ほとんど立ち絵がなく、スチルだらけのEDだった。

感想:いや、そのぶりっこな作り声も違和感があるかと・・・。



「ムスタディオと私」
見たとき:2004/01/03
背景知識:ムスタディオとはFFT(ゲーム/SLG)に出てくるキャラ。
夢内設定:ムスタディオは私と同級生。親友以上恋人未満。

 プール帰りにムスタディオが今度どっかに遊びに行こうと言った。私はハイテンションに賛成した。
その後隣の女の子が着替えながら自分の師匠と怪しげな会話を繰り広げていた。
「私だって苦労したんだ。今ではこいつ(といって隣の男の肩に手を回す)と一心同体だが、出逢いは突然でね・・・。お前も一心同体になれる人を見つけるんだ」
「でも先生は」 「いいか、見つからなければ何も始まらないだろう?」
 そして翌日。ムスタディオとの昨日の会話を全く忘れていた私は、ローデンションで適当な応対をした。ムスタディオはショックを受けて帰っていってしまった。私は下駄箱でようやく昨日の会話を思い出した。ムスタディオがまだ走って追いつく距離にいたので追いかけるかどうか悩んだがここは「学園もののお約束」を守ることにしてやめた。

感想:いやまてそれはお約束か?
なお、女の子とその師匠はその前の夢の世界観の人々のはず。時空越えたり魔獣従えて世界破壊したりするのが職業の人々です。
それにしても何故ムスタディオ。深い思い入れがあるわけじゃないのに。



「歌いにくい曲」
見たとき:2004/01/??
背景知識:東方(ゲーム/STG)の世界の話です。
夢内設定:とくになし

 紅魔館の広間に大きなソファが二つ向かい合って置いてあった。片方に「紅魔郷」のキャラたち、片方に「妖々夢」のキャラたちが座っている。
私は彼らのテーマソングの中で最も歌いにくい曲を宣言した―「幽雅に咲かせ、墨染の桜」だと。
 とたんにレミリアから抗議があった。彼女を敵に回すのは大変にまずい。血を吸われかねない。そこで私はフォローした。あくまで歌いにくい曲であって、一番素晴らしい曲ではない。今度は幽々子が不服そうな顔をしたのを見て、私は慌てた。死に誘われかねない。

感想:東方曲万歳(ぇ



「SH3と大奥とスマデラ」
見たとき:2003/08/06
背景知識:サイレントヒル3(ゲーム/ホラー)、大奥(ドラマ)、スマデラ(ゲーム/ACT?)が出てきます。
夢内設定:SH3に色々謎設定が入ってるけど文章内で説明。

 化学の授業が終わったとき先輩に会った(次にここで授業を受けるクラスだったらしい)。そのまま友人も入れておしゃべりしてしまった。歴史の授業に遅れた。先生はマントをひるがえしながら怒った。
 いつのまにか部活の中3でお化け屋敷を訪れていた。窓に人魂が映っていい感じだった。
 いつの間にか私はどっかのお金持ちの令嬢になっていた。兄が2人いる。末っ子である。で、このお金持ちというのがまたなんともいえず嫌な顔の奴で、子供3人を手錠でつないだ。手錠が太かったのでするりと私の腕が抜けてしまうと、怒って殴られた。
 気がつくとヘザーになっていた。彼女、気絶すると霊界へ行ってしまう。そこには4種の天使(白・黒・青・赤)がおり、この種族に何か秘密があるらしい。で、この天使関連でSH3は全4面。今回は黒天使になった。死んだときの痛みをひきずるタイプである白・黒のうち肉体派の方だ。
さて、現実世界に戻ってきて礼拝堂を突っ切り、扉へ向かうと中でアパートのボス(ミッショナリー)と戦う羽目に。低い姿勢でハンドガンぶっぱなすのがコツ(実際は違うと思う)。
で、倒して十字架のついた盾の上に交差した剣のかざりのある扉を開けようとする。すると、みるみるうちに剣が消え、盾がただの十字架になり、それも消えて扉は開く。
 ここでムービー。ヴィンセントが誰かと話している。以下会話。
誰か:あいつは今どこにいる?
ヴィ:ちゃんと閉じ込めたから大丈夫
誰か:いや、それだけじゃ不安だ・・・あいつには何かある
 画面は扉をあけたヘザーに切り替わる。扉は向こう側から見るとなんとふすまであった。このふすま、向こうからは絶対開かない「開かずのふすま」だったらしい。ふすまの向こうは火の海と化した街。ヘザー、そちらを見つめる。カメラは開いた方のふすまではない方のふすま(ふすまは2枚あった)へ。血文字で「みちゃだめ さわっちゃだめ わたしのに 殺されちゃう」と日本語で書いてあるがヘザーは気づいていない。ふすまから赤いふたつの目が出てくる。ふすまに触ったから透明人間の封印が解けたのである。ムービー終了。
 と思いきや新たなムービーがここでスタート。
何故か現実世界(本当の現実、モンスターはいない)へ戻っている。そしてヘザーの設定が先ほどの令嬢になっている。この3人は例の金持ち殺しの疑いをかけられており刑事がいつも同行してている(この刑事たちは私の知っているいろいろなマンガ・ゲームに出てきた刑事たちである)。金持ちの死に伴い持っていたビルから撤退することになったらしく、3人は荷物を運び出すのに忙しい。一番上の兄とダンボールをもち、エレベーターに2人きりでのるヘザー。実は元も疑われているのは兄なので、警察はヘザーが殺されると慌てる。なぜか警察も荷物運びの手伝いをしていたので、荷物を持ったまま急いで階段を下り、転ぶ。無事だったヘザーの上に覆い被さる荷物たち。気絶。実はこの気絶には透明人間の呪いが関わっていた。ムービー終了。
 今度は青天使(痛みをひきずらない。というより、5秒で回復)になった。仲間に導かれ青天使の宴へ。今宵はリーダー格のおでましらしい。青天使が華麗に舞い、その中心にごてごてした宝石を体中につけた女性(みるからに青天使ではない)が。これがリーダー。ちなみに会場は小学校の体育館。
末席には大奥の人々がふてくされて座っている。リーダーが気に入らないらしい。

 ……以上、いとこの家でいとこがプレイしているのを見ていたのでした。私はここでトイレへ。ちなみに夜11時。
私:この時刻にこのゲームのあとトイレ行くなんてねー(苦笑)
  帰ってきたとき部屋から怖い音したらちょっと嫌かも。
いとこ:じゃあ別のゲームにしとく?
私:え?いや、そこまですることないけど
私はそう言ってトイレへ。えらくびしょびしょなトイレでした。というのも外国にあるような、お風呂とセットのタイプのトイレだったから。
帰ってくると本当にゲームが変わっていた。スマブラDXである!私はアクションゲームが基本的に苦手なため、やるのを拒否。でも結局やる。本当は子供リンクラブなのだが、隠しキャラなのでそれなりに高度な技がないと子供リンクに申し訳ない気がしたためフォックスを選択。ピカチュウにやられまくる(涙)。

感想:SH3はこんなゲームじゃないと思います。展開早くて面白かった。



「ゲーム間転生」
見たとき:2003/??/??
背景知識:「俺の屍を越えてゆけ」(ゲーム/RPG)、クロックタワー3(ゲーム/ホラー)、「キングダムハーツ」(ゲーム/ACTRPG)の要素色々。
夢内設定:私は男当主らしい。おそらく24代目とかで、裏ジャケ顔の剣士。なぜか一人きりだった。

 五郎コンビを倒した後、私は疲れきって九重楼最上階を歩いていた。
と、そこに現れるクロックタワー3のラスボスと同作品のシザーマン2人組!
疲れきっているため、倒すのは不可能。しかし私はラスボスの首に後ろから刀を当て、刀身をつかんで首を切断した。当然かなり痛い。が、私は子分であるシザーマンたちを圧倒しようと刀を持って立ち上がり、言った。
「怪我したくなかったら、さっさと消えな!」
が、逆効果だった。彼らは逆ギレした。
「そうは言ってもなぁ、ここでおめおめ引き下がれるかよぉ!!」
2人に囲まれ、私は意識が遠のいていくのを感じた・・・・。

 気がつくと、ディズニーのアリスのキャラたちと噴水でお風呂に入っていた。どうやらキングダムハーツのアリスのステージに転生したらしい。私はそこで母、妹、そして飼っている犬に会った。
妹は腕に怪我をしていたし、犬はかなり重傷で、母が心配していた。私は悟った。妹と犬は前世でのシザーマンだったのだと。そして、その傷は私がつけたものなのだと。

感想:訳わからないですね。ちなみに母は犬を心配していたのであって妹は心配していません(おいおい)。




「デパートと自殺と目の保養」
見たとき:2002/??/??
背景知識:この夢には私が当時とてもとても好きだったキャラが出てきます。恥ずかしいので伏せます(おい)。
夢内設定:好きだったキャラ(以降好きキャラ)とその恋人と私は家族。

 私たちは家族で森の中のデパートに出かけた。そして3手に分かれて買い物することにした。妹、恋人、そして残りだ。実は最後のグループは買い物する気が全くなかった。そこで、休憩室で2人を待つことにした。
(どうしてだが覚えていないが)好きキャラが休憩室から一時的に出て行った。私は本棚から本を取ろうとして足場にのった。そしてバランスを崩し、高さ30cmから3回ひねりつつ頭から落ちた。
この後(理由をまたも覚えていないが)母と大喧嘩した。私はキレた。休憩室は2階にあったのだが、飛び降りてやると言った。私は2階から落ちたくらいでは死なないが、どんなに私が怒っているか見せ付けたかったのだ。
するとそこへ好きキャラが帰ってきた。彼はこの状況を見て驚き、そして次の瞬間泣き出した。頼むから死ぬなと泣き出した。私はおろおろしてしまった。そこでおろおろしながらも2階からでは死なないこと、見せつけだということを必死に言った。彼は泣き止んでくれた。
そして、私たちはデパートから帰った。

感想:30cmのところから3回ひねりつつ頭から落ちる方法が知りたいです。
見てて楽しい夢ではありました。タイトルのように、泣く彼もなかなか目の保養になりました。



「書類を届ける旅」
見たとき:2002/??/??
背景知識:ブラックキャット、シャーマンキング(共にマンガ)のキャラなどが。
夢内設定:ジョーズとは鮫の種類らしい。

 私はUSJのジョーズが水面に顔を出すアトラクションに乗っていた。と、ジョーズが突然私一人を狙いだした。その上たくさんのジョーズが現れ、私を狙ってボートを追い始めた。パニックになる客たち。暴走するボート。
やっと岸についたものの、ジョーズは岸に乗り上げてまで私を追うので、私は内陸へと走った。
 気がつくとどこか工場のような場所を走っていた。後ろから、今度はピーターパンのフック船長が追ってくる。と、ピーターパンが現れてフック船長と戦いはじめ、足止めをしてくれた。私は走ってエレベーターに乗った。
エレベーター内には仲間がいた。そして1Fではマンキンのアニメをマンキンキャラたちが見ていると言った。気づかれてはまずいのではないか、とみんな心配してくれた。私は悲しげに言った。
「大丈夫。みんな、アニメ見てるんだもの」
そのとおりで、誰もエレベーターから降りた私に気づかなかった。私は階段で地下へ向かった。
部屋に入り、セフィリアに私の身分証明書を渡した。全てはこれを届けるためだったのだ。あと一秒遅ければ、スパイたちによる手裏剣が私を切り裂いていただろうことが私には分かっていた。

感想:私の身分証明書、何に使うんですか・・?




「探偵と流血」
見たとき:2001/08/11
背景知識:青い鳥文庫「名探偵夢水清志郎事件ノート」シリーズの世界での話です。
夢内設定:私はシリーズの主人公である亜衣。

 夢水によって暴かれた犯人。と、彼女(犯人)はナイフを持ち出した!!私は夢水の背後にいたのだが、女が夢水にのしかかったので彼の下敷きに。
ナイフを振り上げる女。私は夢水の下から女のナイフを取り上げようとしていた。
ナイフが私の手首に当たる。傷から血が出てくる。手首は自殺にも使われるということは、ヤバい・・・?!
(でも手首に傷つける自殺って、成功率低いんだって。ということは手首に傷でも死ぬ可能性は低いはず・・・)
私は必死に自分を落ち着けようとした。
(それより教授のほうがあぶないじゃん)
死闘の末、結局夢水が犯人を取り押さえた。夢水の顔は血で汚れていた。

感想:実際、手首に傷をつけるだけの自殺の成功率は低いとか。手首を水につけると格段に上がりますが・・・。



 現在の世界に入り込んだ夢はこれだけです。夢は見ないと追加できないので、のんびり更新になると思います。
 どうでもいい話ですが、一番削除・ボツ・脚色が多いのはこのジャンルです。

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